しょんとママの夏休み学習日記

メールでの報告が長文になってうざがられるので見たい範囲で見てもらう用

第一弾夏休みミッション終了

明日から9月。8月も終わり、週一回の塾通いもはじまるので、ファミレスで食事しながら、今後の展望をゆるく息子に語る。

毎度のこと、長期休み明けは学習含めリズムが狂う…日々のルーティンが戻るようにお膳立てをする。

先日イオンでブックフェアをやっていたのでたまたま見つけた、「学力日本一!」秋田県東成瀬村のすごい学習法 主婦の友社 を購入して読んでみた。

塾もスーパーもない山村の公立校で何が行われているのか気になったが、やはり、学校側で小学校入学時から試行錯誤して構築した授業と、家庭学習の内容まで徹底的に追求したメソッドがすべてだということ。

かたちは違えど、佐藤ママさんがYouTubeチャンネルで盛んにお話しされている、いかに子どもにストレスなく効率的な学習内容を実行させられるか…当然と言えば当然なんだけど、教育ってつまり、子どもが受験に勝つとか、社会で勝ち組になるために、大人がいかにお膳立てしてあげれるかレースなんだな…と再認識した。

ともあれ、うちはもはや義務教育期間中にはそこまでの土俵にあがることすら厳しいと夏休みも終わる頃理解しましたので、高校受験…それに向けての日々の学習をとおして、時間・約束を守ること、そのために予測して準備すること、そのために目の前の誘惑を優先してやるべきこと放棄しないこと…を実践してちゃんと社会人になってくれればそれでいい。

夏休み 所感 総評

【当初の目標】

夏休み課題のメインである「5科のサマースクール」は5教科が中1の振り返りも含めて一冊にまとまった、大掴みで巻き返しを図るにはもってこいの教材。

本人がやると決めた昨年10月から半年以上に渡って、数学は正負の数の計算の鉄則部分を、文字通り「3歩進んで2歩下がる」を繰り返し、英語は主語・動詞って何?とか、日本語との文法のちがい、単語はおそらく50語も覚えてないようなところから進めてきて、その学習の習得率の低さの根底には、現実逃避(目の前の誘惑にかなり弱い)・約束を守らず見え透いた嘘や言い訳で逃げられると思っている(これまでは逃げ切ってこれた)などのメンタル的な問題が大きくあるのがわかった。

それを見過ごしてきた、私たち親の禊ぎとして、受験までに、まずは夏休み中にどこまでやれるのか?

私の独断では、どうにか「サマースクール」で中1の英語はサラッと終わらせ中2のsvocや接続詞thatのような構文もせめてかじって、休み明けには学校の授業も理解できるようになってほしい…数学はさすがに、正負の数の加減乗除脊髄反射レベルで迷わず、まずは符号で悩むのはおしまいにしてほしい…そして方程式,関数とさわりだけでもいいから中1数学の内容は網羅して新学期迎えてほしい。

理社は、サマースクール様様で、テキトーでいいから、昔しちだでやった写真記憶的ななんかでぼんやりでいいから、全体的にこんなかんじーと記憶してしまえ。?流れだけでいいんだ。

本人へは、「夏休みというのは、精神と時の部屋に入ることのできる唯一の期間である」キミはやるんかやらんのか?的な話しをした。

【総評】

ともに楽しい夏休みを過ごせた。

【成果 所感】

本人的には、英語と理科がお気に入り、抵抗感は低めで取り組める教科。

英語は、中1の復習でたまたまとりこぼしていたcanなどの助動詞、三人称単数に付帯した諸々に触れる機会があった。中2の2種類の未来形からcall AB構文、接続詞that、if、because構文もかじったけどどこまで認識したのかは不明…サマースクールは息子のために作られた教材かのように、例題、穴埋め、全文記入と、万全の補助輪で「できる」ようになってるから…それでも「唯一」すべて目を通して埋めた教科となってるから、中学校の一年半で履修する範囲は現状からするとかなりのボリュームだと認識しないとと理解。

ちなみに、あと数日で休みがあける某日に、英語基礎確認の冒頭、「be動詞の疑問文はどうやって作る?」と聞くと「doをつける」と言いやがる。be動詞と一般動詞のちがいも説明できず。

数学は、負の数を含む四則演算でもたつくことは少なくなり、中1一次方程式の計算はどうにか、そして連立方程式の概要レベル、式の組み立てくらいは最終日に少し確認したが、やはり苦手意識に加え、ムダなプライドと集中力の低さ(学習の経験不足からくる)で、まちがいを指摘されるのが続いたり、自信がないところをつつかれると、ムダなプライド発動し、キレたり言い訳、意味不明の逆指摘で学習継続不能となる。関数・図形に関しては、それぞれいくつかかじった程度だが、正負の数、文字と式、方程式とようやく基礎が整ったことで、小学レベルの図形知識や文章題と結び付けられれば、一気に進む可能性も無きにしも非ず?

とにかく、8月冒頭でどうやら精神と時の部屋には入らない、必要とはわかっていても、自分が今過ごしてる夏休みの時間と、理想とする未来のためにあるべき姿とか結びつかないから、今こうなっているんだと私も理解できた。

少なくとも、昨年の中1の夏休み、小学生の延長みたいな過ごし方はやめにしなくてはいけない、と父親の権力をもっていいきかせてどうにか、計画的に宿題を消化するための行動だけはしようと自覚をもたせるのがMAX、と私もそこにチューニングした。

そして、楽しい夏休みを過ごした。

結果、上記進捗のため、来月からは個別指導塾で数学を教えてもらうことにする。

母親だから、甘えが出るのかもしれない…と若干の期待も込めて。

 

8/10 学習

サマースクール

p16〜17 英語 不定

p58 数学 分配法則 単項式の乗除

 

中2英語は、未来形などしか取り組んでなかったためはじめてsvoc的な構文に着手。〜するために、〜することのふたつの使い方があるよ、と1ページ一緒に取り組んだあと、to 動詞のふたつの使い方は(訳)はどんなのがある?と聞いたらよくわかってなかったみたい。w

 

数学は、ようやく式の計算で、乗除と加法減法での符号や絶対値の扱いをごっちゃにしなくなった、何より途中式を省かない、しっかり見えるように書くということが定着してきた。よかった。

 

あゆみのつづき

2023年6月 日々の家庭学習も30分以上取り組めるようになり、家庭教師の授業をさぼることもなくなるも、帰宅後に自力で取り組んでほしい漢字や計算などのドリル課題に手をつけることはほぼなし。また、学習時間が長引いたり、まちがいを指摘したり、私の解説がくどくなるとやはりイライラしてキレ出すのはあいかわらず。どうしてもそのような状況での見かけ上の構図が、キツイことを言ってるわけではなくともこれまでの人生経験ではなかったため、勉強してやってる、というか親の身勝手、自己満足に付き合ってやっているという解釈になってしまうよう。その点は親としても反省すべき点ではあるが、もう少し中学生なりの自制心をもって俯瞰的にとらえて受け入れててほしい…つくづく勉強や習い事は、そのものごとの習得以前に、目の前の欲求よりも未来の結果、なりたい自分にフォーカスしてつまらないことや嫌なことも淡々と取り組む練習なんだなと痛感する。もう少し幼少から取り組ませれば、本人もこちらもラクだったし社会的な評価、自尊心も高くいられたのか?いやいや十分間に合うはず…というより分別つく前から親の指示で子を動かすこと自体が私には不可能。自分で決めて取り組むことに意義があるしこの子の自尊心は謎に高すぎて引くくらいだからこれでいい、と思いたい。でも、あと一年早ければもうちょっと助かったかも。

2023年7月 テストはあいかわらずで学習の成果は発揮されず。後々わかったこととしては、やはり、テストで出されている問題をこれまでの学習からのアウトプットとしての回路が弱いというか、そもそも得点を得ようととする意気込みがないというか、上の空?自分ごととして学習もテストもとらえられてない可能性。そこは練習次第で、今は日々の鍛錬を継続させるのが最低限度のノルマであることに集中。とはいえ、自主的に取り組んでほしいドリルなどは着手せず。その他問題点を解消するために、ここはさらに腰を据えて学習のサポート強化が不可欠と判断。

 

これまでのあゆみ

2022年10月 週一回60分の家庭教師・自宅学習、本人の意思で開始。自宅学習は1日10分と持たず、家庭教師は無断欠席によるドタキャンが繰り返されるも、まずは本人の意向で開始できたことは何よりも救い。

 

2023年1月 年末にかけてペースがつかめてきたにもかかわらず、お正月で乱れて2月くらいまでドタキャンがつづく。家庭学習は20分程度ではあっても、開始当初は、英文法で主語・動詞の概念すらなかったところからはいくらか進歩はしている。まずは、少なくても継続することと、予定が守れない場合は、事前に連絡をして、人に迷惑をかけないことを徹底してほしい。

 

2023年3月 春休み中に、なかなかオンラインでは伝わりにくい数学の計算問題の基礎を、対面で手取り足取り理解できるようにすることが課題。計算の途中式を暗算しようとしたり、文字を小さくうっすら書く、変なプライドみたいな癖をやめることと、集中が切れてくると、イライラしだすがオンラインだと尚更伝わりにくいので、リアルで計算の細かいことは伝えられたらと考えるも、結局は「人から教わる・モノを教えられる」こと自体に慣れておらず、時間や内容のキャパが超えるタイミングは早いのが難点…とはいえ、休み中に遊び以外で有意義に過ごせた時間は確保できた。

 

2023年4月 私や家庭教師に教わる時間以外にも、自分で可能な範囲の学習をする習慣を身につけてほしいため、漢字・数学の計算問題のドリルを見た目てきにもごちゃごちゃしてない、ライトなものを吟味して用意するもなかなか取り組まず…

 

2023年5月 6月のテストを意識して英語はこれまでの中1の基礎を発展させた中2の内容にも着手。(be動詞関連-過去進行形・未来形など)理科・社会の積みあげ科目ではない暗記科目も着手するも(中1英数で愛用の「わからないをわかるにかえる」参考書を理社も購入。)なかなか手が回らず…自力での取り組みがどうしても不可欠なところ。

 

7/30 学習 22:30-23:50

「明日、三者面談いやだな」という。

学校から貸与されたタブレットで将来の夢などをプレゼンしなくてはいけないからとのこと。

プレゼン内容ができていないことよりも、タブレット液晶を破損していることがバレるのが憂鬱なんだそう。

だったらもう明日のことなのだから内容でカバーする以外方法はないのに、前日夜の22時半過ぎに言ってるのはどうしたものかと思う。

これまで宿題や課題を手伝うこともあったので、直前に言っても作成はどうにかしてくれると思っている可能性があるけど、夕方からこちらから連絡を入れても応答なし。

いつもの学習時間にそれを言われたところで、夏休み課題の消化と復習が、この時間は最優先なのを曲げてはいけないと思い、普段どおりのノルマ消化。

 

サマースクール p.52〜53

【数学】 正負の数 文字と式 方程式

ホワイトボードにて解説のため記入なし

 

半年学習を見てきて思うのは、逃げ癖がついているということ。さほど悪意や故意でやってはいないものの、やるべきことを先送りしてあとから後悔もせず言い訳でその場をしのぐループになっている。

まずは、その事実を客観視して改善することが学習の課題、というより社会で生きていくために最低限必要な意識だということを、今日説明しようと思う。